【書評】入社1年目から差がついていた!行動が早い人の仕事と生活の習慣

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一流のビジネスマンになればなるほど、「行動が早い人」を高く評価するようになる。
仕事をする上ではストレスなく仕事ができた方が良いに決まっていますよね。行動が早い人とはストレスなく仕事ができる為、その分評価も上がるのは当然です。
本書では「行動が早い人」の仕事のやり方、考え方、社外での習慣について具体的にまとめられています。

書かれている内容で目新しいものはあまりありませんでした。が、「確かにそうだよね。でもなかなかできていないなぁ」という内容が多かったです。
簡単にまとめると「主体性」「相手目線」に尽きるということ。

 ざっと気になった内容をまとめます。

仕事の本質を理解して自ら動き出す

言われたことをそのままやるだけや、本質が分からないまま突っ走ってしまうのは禁物。ゴールから逆算して(ゴールを適切に設定するために、今回自分がやるべき仕事をきちんと理解することが必要)「自分がやるべきこと」を行動レベルまで落とし込む。そうしたら後はひたすらやるだけ。

 

走りながらモノを考える癖を付ける

仕事の方向性が見えたら、やる事の2~3割決まったら動き出す。

3割位から動き出すことで途中で駄目になっても軌道修正が早い段階で可能になり、軌道修正しながら精度を高めて進めていくことが可能になります。

 

「問題」と「責任」は分けて考える

トラブル発生時に責任は自分にあると考えて萎縮してしまい、そのせいで思考が停止して効率が低下してしまう。そうなってはトラブルを解決することが難しくなってしまいます。

いくら備えていてもトラブルが発生してしまう事はあります。そういったときは「責任」にとらわれ過ぎるのではなく、淡々と問題解決に取り掛かることが大切です。

 

忘れたときに軽く読み返したい

具体的な行動が書かれているので、自分の仕事がうまく回らなくなってきた時にパラパラとめくり直したいな、と思いました。また、タイトルにも入っている通り、新入社員の方には是非読んで頂きたいですね。初めてこの類の本を読む人には分かりやすくて参考になる一冊だと思います。

入社1年目から差がついていた! 行動が早い人の仕事と生活の習慣 【入社1年目シリーズ】

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